母の変化・私の変化

今日は久しぶりに施設にいる母に会いに行ってきました。

今日の母は、私を見て、「いい顔してるねぇ」と何度も繰り返します。
「そりゃあ、ママの娘だもの。産んでくれてありがとう。」と返す私。
「あなたが?娘なの!?」とその都度驚く母?!
そう、認知症状があるので、私が娘であることもすぐに忘れてしまうのです。

母に促され、そばにいた、同じ入居者のおじいちゃんまで、「はい、美人です」とあいづちを打つ繰り返し。
とんちんかんな会話に笑いをこらえながらも気分は上々。ありがたく受け取らせていただきました。

お茶をして、その後、車いすのまま近くの川べりをお散歩に。
母は道行く人みんなに「こんにちは」と声をかけていきます。
子連れのママさん、子供さん、ウオーキング中のご夫婦。怖そうなおじさんまでも。一瞬びっくりする方はいても、皆さん気持ちよく「こんにちは」と声を返してくれました。その率100%。これってすごくないですか?
こちらが素直だと、相手の素直さが引き出されるのものですね。

こんな風に、最近の母はどんどん無邪気になっています。施設の中でも入居者さんとハイタッチをしたり、私が還る際に手のひらにキスをしたりと、昔の母ではありえなかった面を色々と見せてくれます。認知が進むのを悲しく思っていた時期もあったけれど、母が素(す)に戻っていくのは、人として素敵だなぁ。子供としても嬉しいものです。

施設に入所してから6年。母との接し方は、私自身も変わったなぁと思います。

最近特に大切にしているのは、まず自分を満たすこと。自分に心地良い状態を作ってあげて、その上で相手に接すること。心理用語でいうところの、「ラビングプレゼンス(loving presence)」の意識です。こうするとゆとりが生まれるので、自分にも相手に優しくなって、結果、冒頭で書いたように、互いに楽で楽しい時間が増えてきました。

具体的には、無理はしない。まず自分のスケジュールや体調、気持ちを優先する。それでないと、「私はこんなにがんばってるのに…」、とか。「忙しい中をママのために時間を作ってるのに…」、とか、自分の中のインナーチャイルドが暴れ出します。実は今日も腹ペコ大魔王だったため、最寄り駅でカフェランチを済ませてから訪問しました。私の場合、お腹と心を満たすのも大切なラビングプレゼンスでいるための大切なエッセンス。

今は忙しさもあり、滞在する時間は2時間からせいぜい3時間。母の機嫌が悪いときは、予定より早目に切り上げます。父を介護しているときもそうでしたが、体調が悪いと、意地悪になったり、依怙地になったりしますので。(これは私も一緒だ~ (笑))。

一昨日・昨日は事務局兼セラピストとして入っているLPL養成講座(平日コース)で、とても濃くて深い第1チャクラの学びをしていました。魂の一番の学び相手でもある親子。今日、母と会えてよかった。