人生の棚卸① 「このまま死んでたまるか!!」編

15年くらい前のこと、結婚生活のことや体調のことで悩んでいた私は、
知人に高島易の先生の元に連れていってもらった。

現れたのは70歳後半かと思われる穏やかな感じの紳士。
私のこと、夫のこと、ご先祖のこと、引越し時期等々、かなり当たっていた。
腑におちることが多かった。

そして、最後に告げられた衝撃の言葉は・・・
「かわいそうだが、あなたの命は〇〇年まで…」

正確な言葉は覚えてない

覚えているのは、計算したら、3年後(たぶん)だったということ。
ここで頭は完全にフリーズ。心もフリーズした。

当時、私には乳がんの疑いがあり、経過観察の際中だった。
とりあえず、死因はがんではなく、心臓関係らしい。
それにしても、あと3年とは・・・。

呆然自失の時間を過ごした後で、湧き上がってきたのは
「このまま死んでたまるか!!」
「私は自分の人生を生ききってやる!それまでは絶対に死なない!」という強い想いと覚悟だった。

実はこれ、人生二度目の、自分への「このまま死んでたまるか!」宣言。

一度目は、大学時代。
膵臓炎の発症から心の不調に陥り、このまま家族の迷惑になるくらいならと自死まで考えるようになった末に自分に誓った言葉だ。

~~~~~~~~~~~

時は流れ・・・
こんな宣言、二度もしなくていいよなぁと苦笑しつつもこの話を書こうと思いついたのは、昨日、カウンセラー仲間の仲炭屋昭一郎さん(昭ちゃん)に、リニューアル準備中のHPのことで、話を聴いてもらったからだった。

「かおりちゃんの人生の流れの中で1本通っている軸ってなに?
そこが意識され統一された発信になると一番届けたい人に届くと思うよ。」
さすが、経営者でありライフコンサルタントである昭ちゃんだ。私には思いもつかない視点だった。

自分のことを、聴くことと寄り添いがうまく、誰にも安心感を与える、ある意味敷居の低いカウンセラー・セラピストとして位置付けていた私。
優しい反面、際立だった個性や、存在感は薄いと自分を見ていた。
HPのテイストにもそれが現れていると昭ちゃんは感じ取ってくれたのだろう。

確かに上のエピソードだけじゃない。私の人生色々とありましたとも。
しかもどこか間が抜けている(笑)。
聴いてくれた昭ちゃんには、「かおりちゃの人生、ネタの宝庫だね」と大受けしてもらった。

こういうことを笑い飛ばせる関係性ってすごく嬉しいね。
様々なあるあるネタは、これから棚卸して書いていくつもりだ♪

まさに陰極まれば陽となる。
悲劇と喜劇は紙一重。

どうせなら喜劇の主人公として笑って生きていきたいものである。

事実を少し高い視座から見つめ直すことが出来たとき、人生のとらえ方は確かに変わっていく。

人生の紆余曲折も、実は自分が器を広げるために起きてくれていたこと。
自分の魂が選んできたことと、気づいたときから、自分の軸が太くなった。よくがんばってきたねと自分のことを労いたくもなった。

最後に私の人生を貫いているものは何?
そう問いを立てて引いたOSHOカードはこちら。

Intensity(激しさ・集中)

かつての私は「私の人生は自分では決められない」「運命には逆らえない」ビリーフがぬぐえなかった。

紆余曲折、自分の人生はどこに向かって動いているのだろうと、嘆いていたのが心(マインドレベル)だとしたら、
このカードは魂(ソウルレベル)のレベルでみたときにのカード。
直観でそう理解した。

魂レベルでは、こんなに真っすぐに、一直線に向かう激しさを持っていたことにまず驚く。
この激しさやひたむきさがあるからこそ、マインドレベルでの事象が、
まどろっこしくて、自分の小ささや緩さを嘆いていたのかもしれない。

ブログ名であり屋号のAPRIRE(アプリーレ)というのはイタリア語で「ひらく」を意味する。
「あなたの心を開く、心の扉を開く、可能性を開く、人生を開くの願いを込めてつけた言葉だ。

「運命の扉をひらくとき 運命は自ずとひらいていく」

私の人生は、覚悟をきめたときに次のステージに向かった。
そうやって私は扉を開け続けてきた。
だからカウンセラー・セラピストとしての今がある。
自分の経験を通して伝えていきたいものもある。
私は私の人生を生ききる。自分を活かして生きる
これこそ、私の人生を貫いている軸なのかもしれない。

というわけで、HPはただいま絶賛リニューアル中です。
今はまだリニューアル前の拙いページですが、個人セッションのお申し込み・お問合せもそちらから受け付けています。